影響をうけた人物・起業経営に役立つ本

地方の小さな会社を経営しておりますが、会社を動かしていこうと思えば、多方面の分野のたくさんの知識が必要です。

経営者の仕事と必要な知識

特に中小企業の経営者の仕事として、以下の点が重要かと考えています。

1. 売上を作ること
2. 資金繰りをすること

仕組みを整えて人を雇って作業は従業員にしてもらうか、最初のうちは自分が経営者兼従業員として作業も行っていくか、リスクを取るかとらないかで大きく違ってきます。小さな会社を安全策で徐々に大きくしていく場合、『小さく始めて大きく育てる』方法が良さそうです。

何も分からず会社を始めて、勉強しながら進んできましたが、その中で特に影響を受けた人物、起業して経営するにあたって役に立ったと思われる著作をご紹介します。

マーケティング全般

神田昌典　氏

起業後にどうやって売上を上げるか迷って本屋に立ち寄ったときに立ち読みして衝撃を受けた本。この本に書かれているキャッチコピーを真似るサイトや広告が多く、表面的な内容をただ真似るのではなく本質をつかむ必要があります。

見込み客を集めてクロージングして売上を作っていくプロセスで、見込み客を集めるためのノウハウがつまった本です。

インターネットマーケティング

平賀正彦　氏

神田昌典氏の影響を受けた平賀正彦氏はネット専門の集客請負人。全国の企業経営者から支持を集め、ネットマーケティングの先駆者として最大規模の会員数を誇るコンサルタント。

インターネットのマーケティングを学ぶなら、まずはこの本で基本を知ることから始めると良さそうです。

SEO

鈴木将司　氏

2006年頃のSEO業界にとって重要な本で、当時、この通りに一生懸命サイトを作ってSEOをやれば、本当に目的のキーワードで上位表示できてしまうほど素晴らしい内容に仕上がっています。

現在では細かな手法や対策が変わっておりますが、SEOの基本・歴史としてはおさえておきたい内容です。

松尾茂起　氏

世界のCMSのシェアの50%以上を占めると言われているWordPressを使ったSEOの専門書として登場した本書。WordPressの基本を学び、WordPressを使ったSEOを行う上では欠かせない内容。

必要なプラグインも紹介されており、WordPress・SEOを始める人はここに書かれている内容を全て網羅するのが近道です。

石崎和男　氏

ヤフーの検索エンジンYSTが主流の頃、トップページダウンペナルティが頻発し、ウェブ担当者を悩ませる中、ペナルティ解除の先駆者として、対策を掲げSEO塾を主宰・運営。

『トップページダウンペナルティ』という言葉を作り、一般に広め、現在でも独自の研究によりノウハウをマニュアル化し、SEO対策の情報を発信し続けています。SEOについて、セミナー・マニュアル・ブログ・メルマガを参考にさせていただいております。

経営

堀江貴文　氏

時代の寵児として注目を集め、時の人となった堀江氏。新しいサービスに対する先見の明や本質的な物事を見抜く力、スピードある実行力と人を引っ張る魅力が素晴らしい。

ズバッとした物言いから好みが分かれるようですが、経営者としての才覚・考えは是非参考にするべきです。本の内容もシンプルにわかりやすく記載されています。

金融・経済

藤沢数希　氏

人を引き込ませる文章でわかりやすく表現することについて、天才的な方です。

効率的市場仮説やインデックスファンドについて詳しく書かれているので、これから株式投資を始めようとして勉強する場合には必読の内容です。

経済の入門書としてとてもわかりやすいです。正直なところ、大学で経済学部の講義を受けるより、これ一冊読んで理解した方が経済の知識・考え方が身につきます。

アイディア発想

渡邊健太郎　氏

どうやって新しいビジネスを見つけようかと漠然と考えるより、この本に書かれていることを実践して、アイディアをひねり出した方が良い。

新ビジネス立ち上げのアイディア発想で悩んだときにとても参考になります。

思考

細野真宏　氏

数学教師として、どのようにして論理的思考をするかわかりやすく教えてくれています。

どのように物事をとらえて考えるか、論理的な考え方や数学が苦手な人でもこの本を読んで、すっきり解決できます。数学嫌いな子どもにも良さそう。

問題解決

大前研一　氏

問題解決能力に優れた著名なコンサルタント。大前氏のものの見方や考え方を学び、日々問題が起こりつづけるビジネスに活かすべきです。

モチベーションアップ・セラピー

石井裕之　氏

『催眠の石井』として有名なセラピスト、モチベーションアップにはメンタル面が大事。

日本では一般的にまだまだ浸透していないコーチングの技術ですが、わかりやすい石井氏の本を読んで気持ちを落ち着かせることもできるし、やる気をアップさせることもできます。

不動産

ロバートキヨサキ　氏

ラットレースから抜け出して、起業・投資へと展開して豊かになるべきだと金持ち父さん・貧乏父さんと対比して表現した。

小説としても面白くて、不動産投資について興味がわいてくる良書です。

営業

箱田忠昭　氏

見込み客を集めた後、実際に成約（クロージング）に至るまでの細かなテクニックを指導してくれます。

自己啓発にも役立ち、仕事をとってくる営業マン必読の書です。

会計

岡本史郎　氏

どうやって効果的に節税して、うまく内部留保していくか、中小企業がお金を残す方法を伝授してくれます。

労働分配率や一人当たり経常利益など中小企業が目指すべき具体的な値も参考に示してくれており、中小企業を経営するにあたって会計の面からはとても勉強になりました。

柴山政行　氏

会計は専門家に任せるといったイメージがありますが、日々流れてくる会計のニュースを一般にわかりやすく説明してくれます。

小堺桂悦郎　氏

引きつけられるキャッチコピーの通り、会話調の文章が多くて楽しく読めて、減価償却の考え方、経費の落とし方などを学べます。

資本主義・金融

青木雄二　氏

どろどろとした実際の資本主義社会を生々しく描いており、手形の扱い方や資金繰りに詰まる様子など、反面教師として役立ちました。

思想

小林よしのり　氏

無意識のうちに植えつけられていた『戦後自虐史観』から抜け出すことができ、ものの見方が広がります。

脳機能/英語

苫米地英人　氏

脳の仕組みから提案される目標設定の方法には説得力があります。

脳を最大限に活用し、なりたい自分になる。目標を定めて自己実現を図る上で参考になる書です。

法律

田島隆　氏

下っ端事件屋がビッグになる様を描く『極悪がんぼ』の続編。官僚と事件屋の別々の目的から結果を出していくかけひきなど、展開が非常に面白い。

官僚の考え方、民の裏社会のビジネスについて、知らない世界を漫画で楽しく学べます。

人生観

坂本竜馬　氏

幕末という時代の転換期に、政治家として起業家として優れていた坂本竜馬氏を幼少のころから描いた作品。

時代を読み解く力と行動力、リーダーシップ、ビジネス力など現代にも通じるものがあります。

生き様

本宮ひろし　氏

暴走族がサラリーマンに、豪快な考えと行動力に日常を生きるサラリーマンは憧れをいだく人は多いはず。

本宮氏のビジネス視点と世界観、熱い思いを感じて、さらに情熱をもって仕事に取り組んでいけます。

本田圭佑　氏

『ビックマウス』とも言われながら結果を出し続け、サッカーから日本を変えていけると感じさせられます。
強いメンタルを持ち、日本サッカーを代表する選手で、その姿勢はビジネスにおいても共通する部分は多々あります。

k.k.のまとめ

会社を始めて、『0からなんとか売上を作らないといけいない』と思って人脈もない状態でどうすれば良いかと考えて藁にもすがる思いで、本から学び特に勉強になった本です。

本は身近な教師といいますが、これらの本のおかげ小規模ですが会社を運用できるようになりました。自分の身となり骨となり、ずっと保管しておきたい、何度も読み返したいと思える本を見つけてください。